展覧会
11年11月19日sat、20日sun、21日mon、23日wed
■11/19・20・・12:00-19:00 / ■21・・13:00-21:00 / ■23・・12:00-18:00
作家在廊日 11/19・20・21

竹本さんの名を知らない方がその器を選んでくださることがよくあります。
強さと繊細さを併せ持つ器を通して、観る人に自身を大きく見せることなく真っすぐ器作りと向き合う誠実さが伝わり、気持ちよい共感を呼んでいるのだと思います。

光をうけて日々違った表情を見せる器は
使う人の気持ちをそっと支え、暮らしに豊かさを添えてくれます。
当店初となる竹本さんの個展、
灰釉釉や藁灰釉、粉引などの器が放つ、繊細なきらめきをぜひご覧ください。





個展前から竹本さんと、個展を開催するお店によりそれぞれ色合いを出せたらとお話をしていました。今回小さい空間に合わせ1点1点表情の異なる小さな作品が並びました。
藁灰粉引、灰釉粉引のベージュやグレーの器が中心。深まる秋にふさわしい柔らかな印象の展示です。特に藁灰粉引の釉調の豊かさ、繊細さが際立ち「自分に合う器」を選ぶ楽しみも一層深まります。
粉引の間に、グレーの藁灰釉の器も加わり、渋い表情がとても素敵でした。片口小鉢は、小鉢としてだけでなく鍋の取皿としても映えそうです。

今回都合で出品されなかったけれど見てみたかったと思わされる作品が、竹本さんの懐にまだまだ眠っているようです。また次の個展への期待がふくらむ4日間でした。

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