佐賀県有田町で育った川口さん。 | |
染め付け(磁器)で知られる町ですが、 | |
白い泥をかけた粉引の器に魅せられ、 | |
静岡の花岡隆さんのもとで修行後、有田で陶器を作られています。 | |
今の川口さんの器は使い手との境界線をふっと、 | |
なくしてしまうようなおおらかな世界があります。 | |
それは川口さんの目線が素材、使い手、作り手としての自身へと行き来する中で、 | |
様々な思いを受け止め超えてきた証のように感じます。 | |
これから川口さんの手から静かな共感が広がっていくことが楽しみです。 |
灰釉粉引 8寸皿 ¥5250 直径/約24cm、縁の高さ/約3.5cm |
|
落ち着いた灰釉で、淡雪のような白泥の甘さが抑えられ 逆にやわらかい印象が引き立てられているよう |
横から。粉引きのとろんとした感じがよくわかります 立ち上がりがあるので、カレーやパスタなどにも |